柳楽優弥『ライオンの隠れ家』番組最高視聴率を更新 終盤の好調を支える坂東龍汰の神演技とサスペンスとの絶妙バランス

ドラマライター・ヤマカワ ドラマライター・ヤマカワ
2024.11.29 08:00
柳楽優弥『ライオンの隠れ家』番組最高視聴率を更新 終盤の好調を支える坂東龍汰の神演技とサスペンスとの絶妙バランス ※画像はTBS『ライオンの隠れ家』公式サイトより

 柳楽優弥(34)主演の連続ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系/金曜午後10時)の第8話が、11月29日に放送される。

 22日放送の第7話の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は、前回から1.1ポイント増の7.7%で番組最高を更新。同局系の話題作、日曜劇場『海に眠るダイアモンド』の7.4%(24日放送、第5話)を抜き、終盤に向けて視聴率とともに物語も盛り上がりを見せている。

 同ドラマは、小森洸人(ひろと、柳楽)と美路人(みちと、坂東龍汰/27)の兄弟が、「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空/5)と出会い、“ある事件”に巻き込まれていくオリジナルのヒューマンサスペンス。坂東は、自閉スペクトラム症という難しい役どころだが、リアルで繊細な演技が好評だ。

 第7話は、記者・工藤(桜井ユキ/37)が小森家に突然やって来て、愛生(尾野真千子/42)が殺したと供述している息子の愁人(ライオン)が、本当はここにいるのではないかと洸人を問い詰める。 その場はなんとかやり過ごした洸人。工藤は「(愛生とライオンの)記事は出さない」と、後輩の天音(尾崎匠海/25)に宣言した。

 一方、愛生が息子の愁人を手にかけるはずがないと確信している夫の橘祥吾(向井理/42)は、愁人の写真や身体的特徴をメディアに公開。このままではバレるのも時間の考えた思う洸人は、市役所の同僚・貞本(岡崎体育/35)の親類がもつ佐渡島にある別荘に身を寄せることに……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《天音記者が来週、たちばな都市建設と亀ヶ谷議員の闇に近づきすぎて消されるフラグ予告が不穏、悪い奴ではないのでギリ助かってほしい》《橘家(旦那側)は一体何をしたの? とにかく、みんなが無事でありますように》など、次回の展開に期待する声や、ライオンたちを応援する声が寄せられた。

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