目黒蓮『海のはじまり』夏と弥生・有村架純にかけられた“海の呪い”を解く救世主は津野・池松壮亮 最終回で夏と弥生をつなぐ――重要シーンで見せた伏線

ドラマライター・ヤマカワ ドラマライター・ヤマカワ
2024.09.09 08:00
目黒蓮『海のはじまり』夏と弥生・有村架純にかけられた“海の呪い”を解く救世主は津野・池松壮亮 最終回で夏と弥生をつなぐ――重要シーンで見せた伏線 目黒蓮(SnowMan)、有村架純(C)ピンズバNEWS

 Snow Man・目黒蓮(27)主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/毎週よる9時)の第10話が、9月9日に放送される。2日放送の第9話では、主人公・夏(目黒)の言動に批判の声が相次いだ。

 同ドラマは、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか、さまざまな形の“親と子”のつながりを通して描く“家族”の物語。ついに、恋人の弥生(有村架純/31)が夏のもとを去ってしまったが、どのような結末を迎えるのだろうか。

 第9話は、ショッピングモールに3人で行き、海(泉谷星奈/7)を南雲家に送った帰り道、夏は弥生に海とのことをどうしたいのかと問う。返事をにごす弥生に、夏は海と3人で一緒にいる時、弥生がつらそうに見えると話す。弥生が愛想笑いで誤魔化そうとすると、夏は「別れたい?」と切り出した。

 弥生は別れないというが、その後、夏と海と3人で過ごすことを避けるようになる。後日、夏は弥生を待ち伏せ、彼女の部屋へ。夏は、弥生が海の母親になってくれたらうれしいと語ると、「そうなったら楽だと思った。ひとりで親になるの、不安だったから。つらそうなの、少し前から感じてたけど、無視した」と、本音を明かしたが……という展開。

 結果、弥生は別れることを選択。その引き金になったのは、海の母、夏の元恋人の水季(古川琴音/27)からの手紙だった。そこには、「どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。海と夏くんの幸せと同じぐらい、あなたの幸せを願っています」 とあり、かつて、水季が出産することの背中を押した、弥生が病院のノートに記した言葉と同じだった。

 X(旧ツイッター)上で批判の声が多かったのは、夏の言葉と水季の手紙だが、《子育ては甘くない。やりたきゃできるというものでもない。おそらく、家族がそれぞれに夏くんのこの決意を支えることになる。でも、そのうち自分だけがつらくなっちゃいそうな気がする》などと、夏がひとりで海を育てることを決意したことにも疑問の声は多い。

  1. 1
  2. 2
  3. 3