有働由美子&藤井貴彦vs神谷代表の“核”をめぐるテレビ舌戦、ネットで賛否を呼んだ根本的理由

ピンズバNEWS編集部 ピンズバNEWS編集部
2025.07.23 09:00
有働由美子&藤井貴彦vs神谷代表の“核”をめぐるテレビ舌戦、ネットで賛否を呼んだ根本的理由 有働由美子(C)ピンズバNEWS

 元NHKでフリーアナウンサー・有働由美子(56)が、自身がメインキャスターを務める情報番組『有働Times』(テレビ朝日系)で、参政党の神谷宗幣代表(47)と舌戦を繰り広げ、SNS上では有働の対応にネットで大きく賛否が分かれる場面があった。

 7月20日に行なわれた参議院議員選挙の投開票結果は、さまざまに波紋を広げた。まず、自民・公明両党は合計47議席と過半数(125議席)を大きく割ったこと。そして、SNS上で注目を集めていた参政党が1議席から14議席と伸ばしたことだ。

「結党6年目となる参政党の掲げる政策はハッキリした言葉を使う傾向があるため、議論を呼びやすい。党代表の神谷氏はメディア露出にも積極的で、投開票後には7月20日放送の『有働Times』にリモート出演すると、“核”について言及しました」(スポーツ紙記者)

 同党がHPで公開している「参政党の政策2025」によれば、核に対するスタンスとして、

《核保有国に囲まれた日本を守るため、厳しい国際社会の現実を踏まえ、核廃絶を長期的な目標としつつ、今の日本を守るために、核保有国に核を使わせない抑止力を持つ》

 と記載されている。そしてその「抑止力」に関して、参政党党員はたびたび口にしてきた。

「たとえば、今回の参政党から立候補し当選した新人のさや氏(43)は7月3日、YouTubeチャンネル『日テレNEWS』で配信された選挙番組で、“個人的”な意見だとしながらも《(国際社会において)核武装が最も安上がりであり、最も安全を強化する策の1つだとは考えています》とコメント。

 また神谷氏も、長崎での街頭演説で“参政党ではなく個人の意見”としながら、“ニュークリア(核)・シェアリング”を唱え、“広島と長崎で原子力潜水艦を作って欲しい”“核兵器を積むかどうかは秘密にします。あいつら持ってるよなぁ、と思わせときゃそれでいいんです”など、日本の核保有に言及し、物議を醸しました」(前同)

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