■「極めて不愉快な出来事」八代亜紀さん生前事務所社長が怒りの声明
ニューセンチュリーレコードのインスタ投稿を受け、Xではハッシュタグ《#八代亜紀さんの尊厳を守れ》がトレンド入り。同社のインスタのコメント欄にも、
《発表されたくなければ、プライベート写真を買い取れって、恐喝とはどう違うのでしょうか?》
《八代亜紀さんのアルバム、タイトルからしてダサいし、やってる事もダサい。加担してはならない》
《文句があるなら権利を買い取れってことですか。結局は金のためですよね。あまりにも非道》
などの怒りの声が多数上がることとなった。
一連の騒動や報道を受け、4月14日、生前の八代さんの所属事務所・ミリオン企画の大野社長が《報道にあるニューセンチュリーレコード社発表の問題作品について》との声明を発表。
大野氏は《報道にあるニューセンチュリーレコード社発表の八代亜紀の名を付した問題作品につきまして、当社の対応及び考えをお知らせいたします》とし、《ニューセンチュリーレコード社発表の本件問題作につきましては、当社におきましても、本年3月中旬頃までにはこれを把握し、その対応につきまして、当社内部、ご遺族、外部弁護士との間で議論を重ねてまいりました》と経緯を説明。
3月27日に代理人弁護士を通じて、ニューセンチュリーレコード社宛てに問題作に関する照会書及び通知書を送付したと明かし、《書面につきましては、3月29日、鹿児島市内の住所宛てに送達されましたが、回答期限を経過した本日までの間に、何らの回答や対応は得ておりません》と報告。続けて、《このような経過を経て、詳細は伏せさせていただきますが、現在、当社におきましては、刑事・民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めているところとなります》とした。
さらに《管轄警察署等への相談事項といたしましては、別添資料記載の死者の名誉毀損罪のほか、「フルヌード写真」に関するわいせつ物頒布等罪、解散法人において営業活動を行い収益を上げることの税法上の問題点等、あらゆる問題をその対象としております。これら手続きの進捗につきましては、また改めてご報告いたします》とつづった。
また、大野氏は《本件問題作の発表そのものは極めて不愉快な出来事であり、絶対に許すことのできないものであります》とし《私自身、生前、そして没後に、八代亜紀から託された責任の重みを改めて確認し、今回のような蛮行に対しては、八代亜紀の名誉を守るため、あらゆる方策を講じてまいる用意でおりますので、引き続き八代亜紀に対する変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます》と強い怒りをにじませた。