「MCの宮根誠司さん(61)をはじめ、4月6日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)の発言はいまだ波紋を広げています」(制作会社関係者)
この日の『Mr.サンデー』ではMCを宮根が、藤本万梨乃アナウンサー(29)が進行役を担当。スタジオには元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子(61)、弁護士の橋下徹氏(55)、社会学者の古市憲寿氏(40)らの有識者が出演し、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題について討論を行なった。
3月31日、フジテレビが設置した第三者委員会は394ページに及ぶ調査報告書を公表。被害に遭った女性Aが当時フジテレビのアナウンサーだったことが判明し、第三者委員会は中居氏と女性Aのトラブルを《“業務の延長線上”における性暴力が行なわれ、重大な人権侵害が発生した》と認定した。
『Mr.サンデー』討論会で、被害女性Aが中居氏の自宅に行くのを拒めなかったのかを論点とした際、長野は「私、嫌だったら行かないと思うんですけど」とし、「やはり、この問題点って、女性アナウンサーでもいろいろいるので。私みたいなのもいるわけですよ」と話した。
続けて、「会社の中で、たとえば、今回いろんな社員の話を聞くと、いい仕事をするよりも有名人とか政治家とか太いパイプを持ってるほうが評価される空気があったって、結構多くの社員から聞いて」と明かし、「ことさら気にする人は、断りづらいと思ったのかもしれません」とした。
また、宮根は「フジテレビのアナウンサーの方ともたくさん仕事したんですけど、みなさんアナウンサーとしてのプライドを持ってらっしゃるし、特番にあたっても下準備とかアナウンス能力を日々鍛錬していこうって姿勢をすごいリスペクトしてるんですね」と切り出した。
続けて、「Aさんは大変な目に遭われましたけども、アナウンス部の人たち全部が接待要員だとか、上納されるとか、そういう見方はぜひ視聴者の方には違うんだと思っていただきたくて」「みんなプロフェッショナルとして頑張ってらっしゃると長野さん思いません?」と長野に問いかけた。
これに長野は「報告書を見て、今の世論の感じだとアナウンサー全員が脆弱で、何か仕方なく上納みたいになっていますけれど、ほとんどの人たちは真面目に、本当に真摯にそういうことにイエス、ノーがきちんと言えて毅然としてやっているわけですよね」と展開。
宮根も「Aさんは断れなかった状況に追い込まれたっていうんですけど、すべて(のアナウンサー)がそういうことやってるのは違うなって」と同意していた。
このときの宮根と長野のやりとりに対し、有識者の1人として出演していた東京大学准教授の中野円佳氏が「Aさんが断れなかったのを、ちょっと責めるように聞こえます」と指摘する場面があった。
「古市さんにも中居氏側に立つような発言も見受けられ、SNSには、被害女性Aさんへの二次加害につながるのではないか、という指摘が多数寄せられました。
加えて、宮根さんには“私がやしきたかじんさんに誘われたのは業務の延長ですかね?”と軽口とも取れるような発言があり、これにも批判が殺到。
長野さんはXに謝罪コメントを投稿しましたが、いまだに炎上が続いています」(前同)