松本若菜(40)主演の連続ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系/木曜午後10時)の第8話が、12月5日に放送される。感情表現が薄いなどと、演技に批判の多かったSnow Man・深澤辰哉(32)だが、終盤に来てその重要さが分かってきた。
同ドラマは、夫以外の男性との子を、夫との子だと偽って産んで育てる、“托卵(たくらん)”を題材にした大人の恋愛物語。愛憎劇は終盤に向かい、神崎宏樹(田中圭/40)が妻・美羽(松本)と冬月(深澤)の関係に気づき始めるなど、ドロドロぶりが加速しそうだ。
11月28日放送の第7話は、美羽を家から追い出した宏樹は、ベビーシッターに娘の栞を預け、冬月と仕事の打ち合わせを行なう。すると、栞が熱を出したと連絡が入り、宏樹は家に戻ろうとするが、なかなかタクシーが拾えず、先にタクシーを捕まえていた冬月の厚意で同乗することに。宏樹は純粋に冬月の優しさを感じる。
そのころ、行き場を失くした美羽は、つい足が自宅マンションに向かっていた。つらそうな顔で道を歩いていると、タクシーとすれ違い、その姿に冬月は気づくが、宏樹は栞のことが心配で気づかない。その後、美羽の母・かずみ(多岐川裕美/73)が亡くなり、美羽はしばらくマンションに戻ることに……という展開。
X上では、《托卵はもちろん悪なんだけどさ、美羽はもう少し宏樹に対して反撃してもいいんじゃない?「そもそもはお前のモラハラが原因なんだよ!」くらい言えばいいのに》《自分でかき回しといて、いざ神崎家が壊れたら泣いて「栞ちゃんのためになるんですか」って問うてくる真琴…無理だわ》など、宏樹、美羽、真琴(恒松祐里/26)への批判の声が。
各人がヤバい行動を連発。Xで、《マスターがいないと全員が全員罪深すぎてしんどい》と言われているように、唯一のまともな人物と言われている、喫茶店のマスター・浅岡(北村一輝/55)が一度も出てこず、たしなめる役回りがいないのも混迷を深めた。しかし、そのヤバさをあらためて発揮したのが、深澤演じる冬月だ。