■「ひき逃げ事故→不起訴」伊藤健太郎の地上波復帰まで3年
警察沙汰になった芸能人を見てみると、俳優の伊藤健太郎(27)は2020年10月にひき逃げ事故を起こし、道路交通法違反で逮捕(21年3月に不起訴)となったが、22年6月公開の映画『冬薔薇』で仕事復帰。今年4月クールの『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)で民放地上波ドラマに、9月にNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演するに至った。
「地上波復帰までにDMM TVの『インシデンツ』(22年/24年)にも出演していますから、やはり映画や配信コンテンツからの復帰というのが定石なんでしょうね。
19年3月に違法薬物で逮捕されたピエール瀧さん(57)もラジオへの出演はありますが、地上波テレビへの出演はなし。一方で『サンクチュアリ―聖域―』、『忍びの家 House of Ninjas』、『地面師たち』と、話題のNetflix作品には引っ張りだこですよね」(前出のワイドショー関係者)
芸能人の不祥事は数あれど、ジャングルポケットの元メンバー・斉藤慎二(42)の地上波復帰は絶望的だと見られている。
10月7日、斉藤が警視庁に不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検されたことが大きく報じられ、同日午後、所属していた吉本興業から契約解除された。容疑は今年7月、東京都新宿区内に停まっていたロケバス内で女性に性的暴行を加えた疑いだ。
「こうして見てみると、不祥事後に地上波に復帰できているのは伊藤さんだけということになる。その伊藤さんも、不起訴となってから約3年かかっている。
警察沙汰になった芸能人と比較はできないでしょうが、松本さんは、これまでの“相場”を考えるとやはり簡単ではなさそうですね。来年早い時期にNGKで漫才を披露し、その後に地上波に復帰するともささやかれていますが……。
トラブルがあった芸能人の地上波復帰までの期間は〇年必要、と決まっているものではないし、その人の置かれている状況、レギュラー番組があるかどうか、番組サイドが受け入れたいかどうかなどでも大きく変わってくる。戻るに際しての当人の振る舞い方、周囲のサポートがどうなるかでも、大きく違うでしょう。
松本さんはレギュラー番組が複数放送中で、スタッフは復帰を願っているという話も聞こえてきます。しかし、一方でSNSの反対の声はまだまだ強烈。来年早々にレギュラー番組復帰となると、過去の不祥事芸能人と比べて、復帰までの期間がかなり短い。果たして上手くいくでしょうか……」(前同)
3年をかけてWOWOWのドラマ出演に至った香川――松本の地上波テレビ番組復帰がいつになるかには、大きな注目が集まる。