今田美桜（２８）が主演、北村匠海（２７）が準主演を務めるＮＨＫ連続テレビ小説『あんぱん』の第２４週「あんぱんまん誕生」が９月８日から放送される。１日から５日まで放送された第２３週「ぼくらは無力だけれど」は、蘭子（河合優実／２４）と八木（妻夫木聡／４４）が多くの視聴者の関心を集めた
同ドラマは、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢（こまつのぶ）さんをモデルに、何者でもなかった２人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。嵩（北村）にとって、漫画家として大事な週だったが、河合の意味深な演技ばかりが目立った。
第２３週では、蘭子はのぶ（今田）のマンションの階下に引っ越す。引っ越し前日、八木が雑誌を届けに蘭子のアパートを訪れ、壁にかけられた豪（細田佳央太／２３）の形見の半纏（はんてん）を見つける。蘭子は八木の視線に気づくが、お互いに触れられない。蘭子は空気を変えるように、固くて開けられないジャムの蓋を開けてほしいと頼んだ。
一方、嵩は週刊誌の漫画懸賞に応募することに。しかし、なかなか描くことができず、締切が迫る中、のぶは願掛けのため、父の帽子をかぶって掃除機をかける。その姿を見た嵩は、漫画の主人公「ボオ氏」のアイデアが閃いた。嵩が再び机に向かうと、手嶌治虫（眞栄田郷敦／２５）から電話がかかってくるが……という展開。
嵩は漫画懸賞で大賞を受賞したが、Ｘ上では、《八木さんね、蘭子の部屋にかけられた男物の半纏を見て「恋人がいるのか」と思い、開かないジャムの瓶を渡されて「今はいないのか」と思う。そう言えば半纏が古い。ここで蘭子の長い孤独に気付いてからの傘…と気づいた。良いシーンだったな》など、蘭子と八木への反響が大きかった。