６月６日に公開された吉沢亮主演映画『国宝』が、８月２１日に公開７７日間で興行収入１１０億、観客動員数７８２万を超えるなど、空前のヒットを記録したことが話題になった。主演の吉沢は歌舞伎の女形として芸の道に身を捧げた主人公を好演し、その演技に称賛の声が続出している。
そんな吉沢といえば、昨年１２月に酒に酔って自宅マンションの隣室に無断で侵入したとして書類送検された、泥酔トラブルも記憶に新しいが、すみやかな謝罪コメントや事務所の対応の的確さも話題になった。
今年３月には芸能活動を再開、『国宝』の大ヒット、さらに９月２９日スタートの高石あかり主演ＮＨＫ連続テレビ小説『ばけばけ』への出演など、すでに不祥事によるダメージは霧散している。
そこで今回は２０～４０代の女性１００人に「スキャンダルノーダメージ芸能人」について聞いてみた。（自社リサーチ）
第８位（４.０％）は、田中圭、原田龍二、後藤真希が同率でランクイン。
田中圭は、４月に『週刊文春』（文藝春秋）が永野芽郁との不倫疑惑を報道。昨年９月頃に交際がスタートし、永野が田中に合鍵を渡すほどの仲に発展したという。さらに田中が永野の自宅マンションに入る写真も掲載され、それぞれの所属事務所は不倫関係を否定したが、親密なツーショットやＬＩＮＥのやりとりも詳報され、出演しているＣＭ動画が全削除された。
一方で田中は、報道後も主演舞台『陽気な幽霊』の上演、ＷＯＷＯＷドラマ『おい、太宰』主演、劇場版の公開などが続いた。７月にはアメリカ・ラスベガスで開催されたポーカーの世界大会で３位入賞をはたし、日本円で約１７００万円の賞金を獲得。８月中旬にはスペイン・バルセロナで行われたポーカー大会にも出場していたことが話題になった。
「海外のポーカー大会で勝っているのを見た」（４３歳／女性／会社員）
「仕事に影響がなさそうだから」（４７歳／女性）
原田龍二は、２０１９年に『週刊文春』（文藝春秋）が、女性ファンと自家用車での“４ＷＤ不倫”を報道。女性とはインスタグラムのＤＭで知り合い、車中で密会を繰り返していたという。
原田は緊急で記者会見を開き、報道内容を認めて謝罪。記者の質問に対して真面目に答えていた姿に好感を持つ人も多かった。また妻である原田愛がともに複数のバラエティ番組に出演し、赤裸々に語ったこともあり、イメージダウンは最小限だった。
原田は、今年８月に主演映画『ハオト』が公開されるなど、俳優としても活躍。心霊系ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『ニンゲンＴＶ』も、総再生回数１億回を突破するなど人気を集めている。
「持ち前のキャラクターと奥さんも面白いので、不倫も許される感じがする」（４８歳／女性／自由業）
「ＹｏｕＴｕｂｅｒとして活躍しながら、家族とも仲が良い」（３５歳／女性）
「違和感なくバラエティ番組などに出ている」（３４歳／女性）
「仕事に影響がなさそうだから」（４７歳／女性／会社員）
後藤真希は、２０１９年に元恋人の男性との不倫を『文春オンライン』（週刊文春）が報じた。２０１８年初めからＳＮＳを通じて連絡を取るようになり、その後、不倫関係になったという。
これに後藤は自身のブログで、「一部週刊誌で報じられている通り昨年、夫とは別の男性と関係がありました。誠に申し訳ございませんでした」と認めて謝罪。「夫と度重なる話し合いの末、こんな私を許し受け入れてくれ、夫婦として時間も増えました。私自身、改めて家族の大切さと、してしまった過ちの重大さを深く感じています」とつづった。
「そういうことがあったと全く知らなかったし、一般的にも知られていないだろうからノーダメージだと思う」（４３歳／女性／自由業）
「あまりテレビに出ていないから話題にならない」（４２歳／女性／パート・アルバイト）