嵐の松本潤(41)主演の日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系/毎週よる9時)は、8月31日放送の第7話の平均世帯視聴率が7.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で前回から1.7ポイント減。最終回(第8話)を前に急落してしまった。
同ドラマは、富士屋カツヒト氏の漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(コアミックス)が原作。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出す、19番目の新領域・総合診療科を描くヒューマン医療エンターテインメント。9月7日で最終回を迎えることに、多くの視聴者がザワついた。
第7話は、夏休みを取った徳重(松本)は、離島の診療所に師匠の赤池(田中泯/80)を訪ねる。島は徳重にとって、総合診療医として歩み始めた原点のような場所。徳重と赤池は軽口をたたき合ったり、和やかな時間を過ごす。しかし、徳重は赤池のふとした動作や言葉に、小さな違和感をつのらせていく。
一方、徳重に留守を任せられた滝野(小芝風花/28)は、外科医・東郷康二郎(新田真剣佑/28)からの依頼で、手術に不安を抱える患者・小田井(マギー/53)の診療に加わる。その後、別れの時間が迫る中、徳重は赤池に医師として向き合おうとするが、赤池はかたくなに体の不調を明かそうとせず……という展開。
赤池がバッド・キアリ症候群を患って倒れ、徳重がドクターヘリを要請する緊迫のラストだったが、予告で次回が最終回であると告げられると、X上では、《こんなにいいドラマなのに8話で終わりなの~?》《いやいや早すぎる。短かすぎるー!シーズン2ありきですよね?》など、全8話では物足りないという声が相次いだ。