浅草キッドの玉袋筋太郎が、“昭和オヤジ”としての矜持とユーモアを胸に、同世代にエールを送る人生コラム。ともに令和を生き抜く、イケてる“老Guy”を目指そう。
田原俊彦のセクハラ発言が問題になったよね。
ラジオで女子アナを前にイチモツを連想させる下ネタを連発した挙げ句、その女子アナの手を触ったという一連の言動だよ。
まあ、このご時世、その行為が“It’s BAD”なのはちょっと考えたら分かるけど、トシちゃんには、そうじゃなかったんだよな。
肌感覚で言うと彼は、いつか狩られちゃう恐竜。令和に生き残っているのが奇跡でね。間違いなく途絶えていく種なんだから。でも、そばで見てるぐらいなら面白いのかもしれないよ。
この問題を自分に置き換えると……。
俺の芸名は玉袋筋太郎じゃん。近い将来、言われると思うんだよ。
「玉袋筋太郎というセクハラでしかない芸名を女子アナに読ませるとは、どういうことだ!」
てなことになりかねない。だから俺は、この件については、気づかれないように黙ってようかなと思ってたんだよ。