福原遥『明日はもっと、いい日になる』 優しさ溢れる良作が苦戦中も…期待できる中盤からの盛り返し “実力派揃い”キャストによるチームもの感動展開

ドラマライター・ヤマカワ ドラマライター・ヤマカワ
2025.07.28 07:30
福原遥『明日はもっと、いい日になる』 優しさ溢れる良作が苦戦中も…期待できる中盤からの盛り返し “実力派揃い”キャストによるチームもの感動展開 『明日はもっと、いい日になる』主演の福原遥(C)ピンズバNEWS

 福原遥(26)主演の月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系/毎週よる9時)の第4話が、7月28日に放送される。21日放送の第3話の平均世帯視聴率が、前回から0.7ポイント減の5.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、数字的に苦戦が続いている。

 同ドラマは、突然、児童相談所へ出向することになった刑事・夏井翼(福原)が、ベテラン児童福祉司・蔵田総介(林遣都/34)とバディを組み、新人児童福祉司として、さまざまな子どもたちと親と向き合い、ともに成長していくハートフルヒューマンドラマ。丁寧な描写は評判がいいが――。

 第3話は、翼のもとに、浜瀬市児童相談所が一時保護している、叶夢(千葉惣二朗/7)と奏夢(小時田咲空/5)の母親・安西夢乃(尾碕真花/24)が現れた。夢乃は「返せよ!」と怒鳴り、翼につかみかかる。蔵田たちは間に割って入って落ち着かせようとするが、夢乃は、家族を壊した翼を絶対に許さないと叫んだ。

 そんな折、屋島美穂(富田望生/25)が育児相談にやってくる。美穂は3歳の娘・愛菜(永井花奈/4)が、ほかの子どもに比べて成長が遅いことを悩んでいるという。蔵田は、子どもの成長はそれぞれだから大丈夫だと伝える。相談を終え、翼は美穂が小学校時代の同級生だったことを思い出し……という展開。

 X上では、《今日の話は、ほんとに今子育て真っ最中の方に見てもらいたいな。ドラマのようにそんなに上手くは進まなくても、救われる言葉があるかもしれない。私は、蔵田さんの言葉に救われた》《富田望生さん、育児ノイローゼ抱えてる役がうますぎる》など、多くの称賛の声が寄せられていた。

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