「終始ブレてなかった」「男前」藤島ジュリー景子氏告白本、賛否の中「株を上げた」木村拓哉と松岡昌宏の“一貫性”

ピンズバNEWS編集部 ピンズバNEWS編集部
2025.07.23 02:58
「終始ブレてなかった」「男前」藤島ジュリー景子氏告白本、賛否の中「株を上げた」木村拓哉と松岡昌宏の“一貫性” 木村拓哉、松岡昌宏 (C)ピンズバNEWS

 SMILE-UP.の代表取締役・藤島ジュリー景子氏が半生を語った告白本『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)が7月18日に発売され話題になっている。

『ラストインタビュー』は、小説『イノセント・デイズ』(新潮社)などで知られる作家・早見和真氏が2024年6月から複数回ジュリー氏にインタビューをした内容をまとめた書籍。旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題や母・メリー喜多川氏(享年93)との確執、SMAP解散騒動、ジュリー氏にしか知り得ない、嵐ほか所属タレントの素の一面にも言及している告白本である。

「あくまでも“ジュリー氏目線での真実”という前提はありますが、22年10月にあった滝沢秀明元副社長(43)の退所、King&Princeの脱退騒動の裏側など、多くの“内実”が書かれていますね。

《ジュリーさんも毒親の被害者だったのかも》《被害者に寄り添うどころか、誹謗中傷を誘発しかねない。自己保身のための本》など賛否両論、喧々諤々となっている同著ですが……あらためて株を上げたタレントもいます。特に木村拓哉さん(52)と松岡昌宏さん(48)は、これまでのことと同著の内容からうかがえる“一貫性”が注目されています」(女性誌編集者)

「一貫性」――まず木村は、2016年のSMAP解散騒動から、マネジメント体制がSTARTO ENTERTAINMENTに移行した現在に至るまで、終始“事務所ファースト”の姿勢を貫いていることが再注目されている。

 SMAP解散騒動を巡っては、当時“チーフマネジャー・I氏が独立する際にSMAPも全員で旧ジャニーズ事務所を辞めるはずが木村だけ残る選択をした”という報道もあったことから、“木村は裏切り者”というイメージが尾を引いていた時期があったことで知られる。

「SMAP解散直後にはかなりイメージダウンしてしまった木村さんですが、その後、徐々に風向きは変わりました。事務所に残ったのは、娘であるCocomiさん(24)とKoki,さん(22)の芸能界デビューを考えた末の判断だったのではといった意見も増えたこと、そして、その後に垣間見えてくる、ファンや事務所、タレント同士の絆を大切にして動いている姿勢のブレなさを評価する声が増えましたよね」(前同)

 木村はジャニー氏の加害問題が発覚後にも、事務所を去ることはなかった。STARTO社が立ち上がる前の23年10月5日、旧ジャニーズ事務所は、木村が新会社とエージェント契約を結ぶ方向で話を進めていると公表した。同年12月発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、STARTO社の代表取締役CEO・福田淳氏(59/25年6月末退任)が同誌の取材に、社長就任するにあたり、木村と最初に面談したとコメントしている。

 その後も、木村は事務所のトップタレントとして活躍。今年4月、東京・国立競技場で大人気グループ・Snow Manのデビュー5周年を記念した初のスタジアムツアーライブが開催された際には、2日目のサプライズゲストとして登場し、会場を盛り上げた。

 さらに6月10日発売の『女性自身』(光文社)では、5月下旬に開催された、STARTO社のクライアント慰労パーティにサプライズで登場し《どんなときでもSTARTO社を支えてくれる仕事関係の方々のおかげで、自身や後輩たちが活動することができている》と感謝の言葉を伝えたことが報じられている。

「そして、ジュリー氏の告白本『ラストインタビュー』でも、木村さんはずっと《『事務所を出る気はない』と言っていたそうです》という記述がありました。さまざまなことが言われてきた木村さんですが、SMAP解散騒動の前から、事務所に骨を埋める覚悟だったということではないでしょうか」(同)

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