■《お役にたてるように尽くします》同僚よりも中居正広氏の“利益”を最優先
外資系ホテルのスイートルームでの飲み会に参加したフジテレビの社員のなかで最も職位が高かったB氏が、中居氏やU氏の働きかけに応じて部屋から退出したこと、部屋に残った女子アナ2人のうち1人がハラスメント行為を受けたことを今回、賞罰審査委員会は問題視している。
「B氏は、“有力タレント”中居氏の意向に沿うのが最優先で動いていた印象ですよね。当時フジテレビのアナウンサーだった会社の後輩の女性Aさんを守るのではなく、加害を与えた側の中居氏の利益になるように、見舞品を届けたり、弁護士を紹介するなど二次加害になるような言動をしていたこと、外資系ホテルでの飲み会でも女子アナ2人を守らなかったことが特に厳しく見られた形です」(前出のワイドショー関係者)
2023年7月12日、中居氏はB氏らに連絡して女性Aとトラブルになっていると報告したが、これにB氏は《お役にたてるように尽くします》と返答したという。
24年9月9日にはB氏が、中居氏に女性Aが退社したことをショートメッセージで伝えると、中居氏から《了解、ありがとう。ひと段落ついた感じかな。色々たすかったよ。》という返信があり、これにB氏が《例の問題に関しては、ひと段落かなと思います。引き続き、何かお役に立てることがあれば、動きます!》と応じたことも明らかになっている。
「同僚であるフジテレビ社員ではなく中居氏の利益を最優先したこと、被害女性Aさんに対する二次加害につながる言動があり、これが厳しく罰せられたB氏。彼は周囲に《『クビになったら週刊誌に全部しゃべる』と息巻いている》と『週刊文春』(文藝春秋)に報じられましたが、今回、クビは免れた。
ただ、局の中枢を担う編成局の部長にまで昇りつめ、“次の次の社長”とも言われたB氏が平社員に降格ですからね。周囲も扱いづらいでしょうし、今後、局内での働き方は見えませんよね」(前同)
B氏の処分内容が降職(4段階)と懲戒休職(1か月間)だったことを受け、
《解雇じゃないの?》
《やっぱり身内に甘い。暴露されたら困るから??》
《甘すぎるけど、フジの内部事情も知ってるから解雇もさせれないんだろうなと推察》
《居づらすぎて辞めたくなるな、自分なら》
などの厳しい意見がXには多数寄せられているが、果たしてB氏の今後は――。