指原莉乃の「真剣交際」報道に“仮面ライダーファン大沸騰”の理由は19年公開の「モロ被り」映画の存在

特撮ライター・トシ 特撮ライター・トシ
2025.05.14 22:09
指原莉乃の「真剣交際」報道に“仮面ライダーファン大沸騰”の理由は19年公開の「モロ被り」映画の存在 指原莉乃(C)ピンズバNEWS

 タレントの指原莉乃(32)と俳優の犬飼貴丈(30)が「真剣交際」していることが5月14日の『文春』の報道で明らかになった。

 犬飼は14日配信『週刊文春』電子版で「スクープ撮 指原莉乃(32)年下ライダー俳優と“14年推し” 真剣交際」という見出しで報じられているように、『仮面ライダービルド』(2017年9月~18年8月末/テレビ朝日系)で主演を務めた仮面ライダー俳優であること、以前から指原の大ファンを公言してきたことで知られる。

 指原は2009年から19年までAKB48やHKT48で活動していた元トップアイドルだが、犬飼は学生時代から彼女の大ファンだった。24年4月にトークバラエティ番組『トークィーンズ』(フジテレビ系)で念願の初共演を叶えた際には、犬飼が指原の握手会に参加した話や、側頭部に指原の愛称である「345(さしこ)」の剃り込みを入れた話を披露。「僕の今の人格は指原さんに形成してもらった」とまで語っていた。

 そんな経緯もあって指原と犬飼の交際には好意的な声がとても多く、双方の事務所も文春の取材に「プライベートは本人にまかせております」と、交際を容認しているような回答をしている。そして、犬飼が“推し”と交際に発展したという話は、犬飼の主演作『仮面ライダービルド』ファンの間でも大沸騰しているのだ。

『仮面ライダービルド』は、火星で発見された謎の箱「パンドラボックス」が引き起こした「スカイウォールの惨劇」によって巨大な”壁”が発生し、日本が「東都」「西都」「北都」の三国に分断されてしまった世界の物語。犬飼は“記憶喪失の天才科学者・桐生戦兎/仮面ライダービルド”を演じていた。主人公の相棒で2号ライダーを演じていたのは、いまや大人気俳優の赤楚衛二(31)である。

 犬飼と指原の交際報道で、特撮ファンが『ビルド』を連想している理由は、同作で武田航平(39)が演じていた3号ライダー“猿渡一海/仮面ライダーグリス”の劇中でのセリフと、彼を主役に据えたスピンオフ作品にある。

※画像は『仮面ライダービルド』の公式Xより

 3号ライダー・猿渡一海は高田夏帆(28)演じるネットアイドル・みーたん(本名:石動美空)の大ファンという設定で、“よく朝から流せたな”と思えるほどの限界オタクぶりが毎回のように描かれていた。

『ビルド』第36話では一海が「前回のあらすじ」で「今週からカズミン(一海)とみーたんのラブストーリー『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』が始まります」と嘘告知をする場面があったのだが、この『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』というワードは、スピンオフ映画『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』(19年9月公開)の同時上映作品のタイトルに選ばれるなど、強いインパクトを残したのだ。

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