■広末涼子は「興収100億円映画」に重要キャストで出演も……
広末は事故直前にも、鳥羽周作シェフ(46)とのダブル不倫報道からの復帰作となる主演映画『おんおくり』の撮影に臨んでいた。
複数のオファーがあるなかで広末が選んだのが、骨髄バンクをテーマにした『おんおくり』だったという。4月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、当初予定されていた監督は鳥羽氏に密着したドキュメンタリー映画のプロデューサーを務めたI氏だったが、撮影前にI氏からベテラン監督のM氏に突如として交代したと報じている。ただM氏がメガホンを取るのは10年ぶりで、広末は彼のセンスに違和感を抱いていたとされる。
「奈良での撮影時には演出を巡って広末さんと監督のM氏が口論となり、撮影がストップしたこともあったといいます。結果、プロデューサーが仲裁に入り、広末さんとM氏の話し合いの末、M氏の降板が決まったそうです。その後、ロケ地の奈良から戻ってくる際に事故を起こしてしまった……。
逮捕されたことで、映画『おんおくり』の主演に広末さんが戻るのは難しいでしょう。同作の関係者からもそうした声が上がっています。
音楽活動を含め、今後の活動はしばらく見えてこない広末さんですが、傷害容疑で逮捕されてしまったわけで、スポンサーがつく地上波テレビへの出演、複数の企業が協賛する大規模映画への出演は特に難しいと言われています」(前出の芸能プロ関係者)
その広末が出演していた大型作品と言えば、『コンフィデンスマンJP』シリーズだろう。
『コンフィデンスマンJP』は長澤まさみ(37)演じる“ダー子”、東出昌大(37)演じる“ボクちゃん”、小日向文世(71)演じる“リチャード”という3人の信用詐欺師(=コンフィデンスマン)が、金融業界、医療現場、不動産などさまざまな業界を舞台に、悪人たちから金をだましとる痛快コメディ作品。
2018年4月クールに月9ドラマとして放送され、その後はシリーズ化。映画第1弾『ロマンス編』(19年5月)の興行収入は29.7億円、第2弾『プリンセス編』(20年7月)は第1弾を上回る38.4億円、第3弾『英雄編』(22年1月)も28.9億円と、合計100億円に迫る大ヒットを記録している。
広末は19年5月放送のスペシャルドラマ『コンフィデンスマンJP 運勢編』(フジテレビ系)に韮山波子役で出演。波子は海沿いのラーメン屋「みなと食堂」を1人で切り盛りする女将だが、実は未亡人詐欺をする「プロのハニートラッパー」で、ラーメン屋を営む不幸な女性を装い、男性を中心にカネを巻き上げていくという役どころだ。