■女性アイドルへの売春斡旋疑惑《月に2~3回会えばいい。ご飯でも食べろ。ただ、会うだけじゃあれだから…》
2000年12月の『サンデー毎日』(毎日新聞出版)によると、芸能プロダクション「青山エンターテイメント」を経営するH氏がアイドルグループのメンバー3人に対し、CD製作費や宣伝費の名目で金銭を徴収し、払えない場合には売春を斡旋していたという。メンバー3人は同年11月に警視庁目黒署に足を運び、H氏を売春斡旋で訴えた。
この報道と訴えを受け、都内で会見を行なったH氏は、1人当たり約200万円を請求したことを認めたものの、「彼女たちのレベルは芸能界では低い。事務所もリスクを負うわけにはいかない。人気が出るまでは製作費などの一部を本人たちが負担することで了承していた」と話し、取材陣に契約書などを見せて説明。
売春斡旋については「“タニマチ的な存在を探してみたら?”とは言ったが、売春なんてとんでもないこと。名誉棄損などで訴え裁判で対決する」と否定した。
「『サンデー毎日』の記事にはH氏がメンバーに対し、《月に2~3回会えばいい。ご飯でも食べろ。ただ、会うだけじゃあれだから、アフターサービスについては個人で話せ。それなりのことをしなくてはいけないだろう》と言ったとあります。直接的な言葉はありませんが、暗に“売春しろ”と言っているようなものですよね。
H氏は逆に名誉毀損などでメンバーを訴えると示唆し、実際に訴えたようです。そして、H氏が被告になった裁判では女性側の主張が認められ、H氏サイドに約300万円の支払いが命じられています。
以前から“カネ”や“女性”で問題を起こしてきたH氏が、さらにここにきて八代さんの私的写真でカネを稼ごうとしているわけですよね。当然ながら八代さんの親族や多くの芸能関係者、そして多くのファンがH氏のやり方に激怒していますし、何とかアルバムの発売を差し止めようと動いているわけですよね」(前出のワイドショー関係者)
ファンの発売反対運動の影響もあってか、Amazon、タワーレコードオンライン、Yahoo!ショッピングなどでは商品ページが見られないようになった。しかし、現時点ではニューセンチュリーレコードの公式サイトから直接購入することは可能な状態にある。
21日に迫る八代さんのアルバムの発売日。どうにか八代さんの尊厳が守られてほしいが――。