「公用車でキャバクラヨガ」騒動から6年、ヨガインストラクター・庄司ゆうこさんが語る「いつか林さんに総理大臣になってもらい…」【直撃インタビュー#1】

白川ちひろ 白川ちひろ
2024.11.29 21:55

■「ポジティブ」を貫いた結果、売り上げは3倍に

「25歳の時、年上の彼氏がいたんですが、まだ若いのに突然、心不全で亡くなってしまったんです。それが、本当に本当に辛すぎて……。彼はいつも暴飲暴食していたし、健康面で心配はしていたのですが、ついこの前まで元気だったのに、仲良くしていたのに、なんでいきなり、と……。

 当時、写真集の撮影も決まっていたんですが、メンタルがやられすぎていた私は“もう行きたくない!!”と思ったのですが、仕事に穴をあけるわけにいかず、毎日毎日、泣きながら撮影をしていました。

 だけど、“これじゃダメだ、すぐに別の仕事をしよう”と考えました。彼が亡くなったことで、さらに健康に目を向けるようになり、世の中の方が健康で生きるため、自分にできることはあるかと考えたときに、リラックス効果もあるヨガの講師になろうという思いが高まったんです」

 思いついたら即行動する庄司さんは、ヨガインストラクターの資格を取り、2010年、26歳の若さで都内にヨガスタジオをオープンさせた。

「芸能界は引退していましたが、元グラビアアイドルということもあり、スタジオの前でファンの方に待ち伏せをされたり、レッスンを受ける気もないのに冷やかしの電話がかかってきたりと、最初は大変なこともありました。セキュリティを突破して、勝手に教室に入ってこようとしたり、スタッフに“庄司ゆうこさんに会いたいんですが、いつ出勤しますか?”としつこくつきまとってくる人もいましたね。

 それでも口コミでお客様も増え、インストラクターも多い時で30人くらいの子が働いてくれて、経営は順調でした」

 オープンから8年が過ぎた頃、冒頭の「キャバクラヨガ」騒動が起こる。

「あの報道が出てしまった時は、たくさんの方から“お店を辞めた方がいいよ”“ホームページだけでも今すぐ閉鎖したら?”と言われたんです。マスコミに追われる私を心配して、“逃げた方がいい”とアドバイスをしてくださる方もいましたね。

 でも、私は何も悪いことはしていないので、正々堂々としていよう! と、思って。お声がけいただいたすべての会社の取材にお答えしました」

 バッシングを受けた当時、庄司さんは33歳。芸能界を引退し、経営者として邁進していた時に突然いわれもない報道をされ、マスコミから集中攻撃をされたわけだが、意外にも彼女は会社名の通り「ポジティブ」だった。

「報道後、ニュースを見て来てくださったお客さまが殺到して、なんと売上が3倍になったんです! 報道の内容は事実と異なるものでしたが、結果的に文春さんには感謝しています」

■文春の記者から再び電話が

「文春の記者さんからは、林大臣が今秋の自民党総裁選で首相候補になったとき、またコメントを求める取材の電話がかかってきましたね(笑)。

 騒動があった当時、TBSの『サンデー・ジャポン』の取材にもお答えしたんですが、総裁選の際、当時の映像が今年9月に再放送されたんです。それをSNSに投稿したら大反響がありました」

 当時、文部科学相だった林氏は現在、官房長官として政治活動に勤しみ、政治のニュースでは日々彼の名前が出てくるような状態。現在も、庄司さんのヨガ教室には通い続けているのだろうか。

「当時、愛人だとか変なことを書かれましたが、林さんはスタッフからの紹介で5年以上通ってくださっていた大切なお客様でした。報道後は一度も教室にいらしていないですし、今は連絡も取っていません。

 先日の総裁選では残念でしたが、いつか林さんに総理大臣になってもらい、日本をもっといい国にしてほしいですね。陰ながら応援しています」

本人提供画像

庄司ゆうこ(しょうじ・ゆうこ) 1984年2月22日、兵庫県出身。身長160センチ。血液型B型。20歳で芸能界デビューし、グラビアアイドルとして活躍。芸能界を引退後、恋人の死をきっかけにヨガインストラクターとなり、ヨガスタジオを経営する。2018年に結婚し、現在は2児の母。

取材・文/白川ちひろ
キャバ嬢時代に書いていたブログがランキング上位となり、某出版社からのスカウトでライターデビュー。これまで多数のタレントのインタビュー記事を手がけ、そのほとんどがYahooトップ・ランキング入りを果たす。グラビアアイドル好きを自称し、推しのチェキ会やイベントには必ず参戦する。イチオシのグラドルは橋本梨菜、青山ひかる、奥村梨穂、豊田えま。

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