フジ『27時間テレビ』「ラブメイト10」廃止で明石家さんまVS霜降り明星・粗品「宮迫博之イジメ問題」公開決着展開か

ピンズバNEWS編集部 ピンズバNEWS編集部
2024.07.06 07:45

■宮迫を巡って粗品VSさんまの構図

『27時間テレビ』の総合司会である霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコの3組は、さんまの『お笑い向上委員会』のコーナーで、しっかりと絡んでくると考えられる。

「さんまさんと粗品さん。両者の間でのホットな話題として、元雨上がり決死隊の宮迫博之さん(54)の件がありますよね。『27時間テレビ』は生放送で、さんまさんも粗品さんも、今、何をやったら視聴者に一番ウケるのか、を徹底的に追求するタイプ。そんな2人が生で共演して、あれほど話題になった宮迫さんの件をイジらないのは考えられないでしょうね」(前出のお笑いプロ関係者)

 粗品VS宮迫とさんま――振り返ると、5月、粗品が自身のYouTubeチャンネルで宮迫の“お笑い論”を完全否定するように執拗に“口撃”。当初は宮迫も応戦していたものの、6月3日にアップした動画で「もう勘弁してくれへんかな。54(歳)もうしんどいわ!」と白旗を挙げ、「素人の面白い人、超有名な一般人でいいんで、あまりいじめないでください」と懇願したことも話題を呼んだ。

 これに対して、宮迫を2019年の闇営業騒動からずっと気にかけているさんまは、6月8日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で騒動に言及。

※画像は宮迫の公式X『@motohage』より

 粗品と宮迫について、「俺は最初2人組んで、狙いでやってると思った」と話し、「けども、マジやったら我々世代、芸能界では考えられない。後輩が先輩を(ディスる)っていう。(宮迫は)吉本じゃないっていったって、お笑い芸人は先輩後輩、縦(社会)やから。先輩に対してああいうことを言うっていうのは本当は間違いやねん」と語った。

 粗品に対しては「そういう戦法やな」としつつも「そういうのが(再生回数が)伸びんねやろ? やから今度、粗品に会ったら聞いてみようと思って。どういう意図か。俺が言うなら言うで、言ってあげようと思ってる」と説教する可能性もあると示唆していた。

「ベテラン芸人たちが粗品さんの“毒舌芸”に苦言を呈していますが、実は裏では同世代の芸人からも厳しい声が上がり始めているといいますね。ネット、SNSの声だけでなく、今、現実でも粗品さんへの風当たりは強い。

 そんな状況で、さんまさんと生放送の『27時間テレビ』で、粗品さんの毒舌芸の象徴ともいえる宮迫さんの件を掘り返すことで、最終的には笑いに昇華して、粗品さんが得をする展開もあるのかも。

 いずれにしても、両者が“宮迫ネタ”に触れないことは考えられない。多くの芸人が集結する生放送なので、想像を超える“化学反応”もあるかもしれない。『さんまの向上委員会』では先日、陣内智則さん(50)が永野さん(49)の強烈なイジりに本気でキレて暴れるということもありましたが、ああした想定外の展開も起こりうるでしょう。

 さすがに、宮迫さん本人の出演はないでしょうが、電話での出演くらいなら可能性はあるのかも……周囲が多少止めても、さんまさんが“やろう”と言えばGOとなるでしょうからね。

 ガチンコの話になったとしても、さんまさんなら必ず笑いに着地させてくれる。『ラブメイト10』は消滅しても、『27時間テレビ』は大きな見どころを得た、と言えるのかもしれませんよ」(前同)

 さんまVS粗品、そこに宮迫も絡み――『27時間テレビ』の注目度は上がっているようだ。

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