スポーツ紙が報じない「プロ野球15大事件」の舞台ウラ 巨人・岡本和真の“メジャー挑戦”確定的か【2025前半戦編】

ピンズバNEWS編集部 ピンズバNEWS編集部
2025.07.23 08:00

来季ヤクルトは池山新監督に

 小久保監督以上に、厳しい声が飛ぶのが、ロッテ・吉井理人(60)&ヤクルト・髙津臣吾(56)の両監督だ。

“勝率3割”の髙津監督はさておき、吉井監督は開幕戦でソフトバンクを3タテするなど、幸先のいいスタートにも見えたが…。

「両監督の“選手ファースト”方式は、長期政権になるほど緩みも出やすい。広島の新井貴浩監督&藤井彰人ヘッド的な“飴とムチ”の役割分担ができる参謀役を、そばに置いていなかったのが一番の敗因でしょう。

 両チームとも来季、指揮官交代が確定的。ロッテは2軍監督からヘッドに配置換えとなったサブロー、ヤクルトは池山隆寛2軍監督の昇格が濃厚」(デスク)

 ところで、今季は例年にも増して、いわゆる“投高打低”の傾向が顕著だ。

 このままいけば、タイトルホルダーが、防御率0点台、打率3割未満などの可能性も浮上している。

「ここから夏場に向けては、どうしたって投手陣に疲れも出る。どんなに日本の投手が優秀でも、さすがに3割打者が一人もいない、なんてことにはならないんじゃないかな」(伊原春樹氏)

 また、今季の交流戦では、最終的に勝敗2分と、“パ高セ低”も際立った

 これについて、伊原氏は「こいつが出てきたら、まず打てないと思える投手の数が何人いるか」だとして、こう続ける。

「そこまで力の差があるとは思わないが、西武の今井達也(28)や日本ハムの北山亘基(26)、ソフトバンクのモイネロ(29)と、打者を圧倒できる投手がパ・リーグのほうに多かった。

 それが数字にも表れたということじゃないか」

 最後は、散発的に実名が報じられているオンラインカジノ問題。球団に自主申告したオリックスの山岡泰輔(29)が、4月に書類送検された当初は、“第2の黒い霧事件”を危惧する声もあったが…。

「書類送検だけで立件にまでは至ってないということは、賭け金も少額で、そこまで悪質性はなかったという判断なんでしょう。

 まぁ、警察はすべて把握しているようですよ。中には警察から直接問い合わせがあって、慌てて自己申告した選手、コーチもいたそうだけどね(苦笑)」(藪恵壹氏)

 NPBも、ホッと胸をなで下ろしたことだろう。

 シーズン後半戦は、どんな事件が発生するのか。本サイトは引き続き、球界の表裏にアンテナを張っていく。 

まだまだあった! プロ野球前半戦「衝撃事件5」

                    

オリのエース・宮城大弥は来季メジャー挑戦説

宮城大弥(23)は兄貴分として慕う山本由伸(26)がドジャース入りした2023年、球団から「あと2年、我慢してくれ」と渡米の約束手形を切られていたとか。宮城が「25歳ルール」をクリアし、ポスティングでメジャー入りできるのは2年後。来年の移籍となるとマイナー契約のため、球団に入る譲渡金も少なくなるが…。

広島の助っ人
ファビアン大爆発の理由

現在、セの首位打者に立つファビアン(27)。この優良外国人の活躍の裏には、新井貴浩監督(48)との “男の絆”があった。「ファビは選手ファーストの新井監督にすっかり心酔している。キャンプ前に監督から“俺の打点記録(102点)を絶対抜いてくれ”と言われて、本人も“約束を守るんだ”と誓っている」(球団関係者)とか。

オリ・廣岡大志“警告プレー”で実家に誹謗中傷

6月6日、阪神対オリックス戦の9回、オリ・西川龍馬(30)がセカンドゴロを放つと、一塁走者の廣岡大志(28)は二塁に滑り込んだ。その際、阪神の小幡竜平(24)に激しく接触したため、廣岡は守備妨害による警告を受けた。このプレーに一部ファンが激怒。彼の実家の精肉店に無言電話やSNS上で批判が殺到し、騒動に。

フジの取材パス没収のNPBに独禁法違反疑惑

昨年、日本Sの放送時間帯に、大谷翔平(30)らが出場するワールドSのダイジェスト放送を行ったフジから、 NPBは日本Sの取材パスを没収。「6月、公正取引委員会が NPBに独禁法違反の疑いで警告。 NPBは反論しつつも、今後は取材パスの没収はしないと“恭順の姿勢”を見せた。やりすぎましたね」(スポーツ紙デスク)。

来季ファーム3リーグ制に再編成の裏事情

来季、ファームに3リーグ制案が浮上中。「各チームの遠征費削減のためです。昨年から静岡のくふうハヤテと新潟のオイシックスが新規参入したのは、その布石。東から①西武、ヤクルト、日ハム、ロッテ、楽天、オイシックス、②巨人、DeNA、ハヤテ、中日、③阪神、オリ、広島、SBに分ける計画」(スポーツ紙デスク)だという。

 

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