「壊すだけ壊してめちゃくちゃにしたまんま」元美少年のジュニア卒業に苛立ちの声…福田前社長への憤り充満

ピンズバNEWS編集部 ピンズバNEWS編集部
2025.07.01 22:07

■福田淳社長の下「ジュニア解体・再編」

 ジュニア再編について藤井が心境を告白したこともあった。

 2月19日放送のラジオ番組『クリエイターズ・スタジオ with ボカコレ』(JFN/ドワンゴ)に出演した藤井は《今週、いろいろジュニアとしての発表がありまして》と切り出し、《もともとね、藤井、グループに所属していたんですけれども、今、ソロでの活動になっていますよーっていうことですね》と現状を説明。

 続けて、《僕も自分の現状を聞かされてから、まだ時間がそんなに経ってないっていうところもあって、少し戸惑ってるところはあるんですけれども……》と吐露し、《ファンの方、応援してくださる方を混乱、不安にさせちゃってることが一番申し訳ない》と謝罪。そのうえで《自分のことは少し冷静に考える必要があるかなと思うので、温かく見守っていただけたら嬉しいです》と語った。

「“美 少年でデビューしてほしかった”というのが多くのジュニアファンの本音ではないでしょうか。しかし、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題でジャニーズ事務所は崩壊。タレントのマネジメントはSTARTO社になり、ジュニアの育成方針も大きく変わることに。結果、ジュニア内ユニットが解体・再編することになった、と言われていますね」(前出の芸能プロ関係者)

 6月末の任期満了をもって退任したSTARTO社の福田淳前代表取締役CEO(59)は1月22日配信の『リクルートワークス研究所』のインタビュー記事で、ジュニアの育成や新規加入の審査を聞かれ、《選考・評価のプロセスを透明化することが重要だと考えています》とコメント。今後はダンスや歌唱などの評価基準を明示するとした。

「基準を設けるという福田氏の発言を受け、これまでのような“数値化できない魅力”を持ったタレントが生まれなくなるという指摘もされました。結果、退所していったジュニアもいましたし、ユニットが再編されることに。

 日本の芸能界の慣例に縛られない福田氏は“改革者”として、創業家と距離を取って、ジャニーズ事務所からタレントのマネジメントを引き継ぎ、STARTO社を立ち上げて同社を“普通の芸能事務所”にしたという功績はありますが……SMILE-UP.による被害者への補償もまだ完全に終わったわけではないなかで、と。

 任期満了とはいえ、そんな状態で1年半あまりで社長を退任することを、タレントたちも冷ややかに見ていると聞こえてきています。福田氏がSTARTO社から得た報酬は年数億円とも言われていますし、たしかに改革者ではあるのでしょうが、事務所やジュニアをぶっ壊したまま退任していくようにも見え、ファンからは厳しい声も寄せられていますよね」(前同)

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