■7月期にはフジテレビ月9ドラマで“王道のヒロイン”を演じる
福原演じる誰袖の圧巻の色っぽさ、なんとも中毒性の強い「んふ」に視聴者もメロメロ。
《先週くらいから誰袖ちゃんが段々「普段ニコニコしてるけど実はめっちゃ強い能力者」に見えてきた「んふ」って笑うのはそっち系なのよだって》
《誰袖って誰かに似ていると思っていて、ふと頭に名前が浮かんだのが「ルパン三世」の不二子ちゃん。欲しいもののためには自分の魅力を最大限に使って人をたぶらかして手に入れる。あの「んふ」が曲者》
《誰袖の”んふ”怖すぎる》
《誰袖の「んふ」、10回は繰り返して再生したい》
など、福原の「んふ」に言及する声は多い。
なお、この「んふ」は、台本にセリフとして書かれているとのこと。意知役の宮沢は、6月1日配信の『ステラnet』にて、
《実際演じたらどうなるのか収録日まで全くイメージできませんでした。ところが福原さんの「んふ」は素晴らしかったですね。愛嬌たっぷりで全く嫌味がなくて、誰袖のキャラクターにぴったりでした。見事に誰袖のトレードマークに昇華されていて、驚きましたね》
と、絶賛している。
「『べらぼう』の誰袖は、女優・福原遥の新境地とも言える役ではないでしょうか。これまでの福原さんは子役時代からの活躍ぶり、NHK朝ドラ『舞いあがれ!』(22年後期)に主演したこともあり、清純派の印象が強い女優ですよね。7月期に控えている主演ドラマも、そのイメージに近い役だと見られています」(前出の女性誌編集者)
7月期、フジテレビでは福原主演の月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』が放送予定。
同作は児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々が子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。
福原演じる主人公・夏井翼は児童相談所へ出向することになった警察官。公式サイトでは「正義感が人一倍強いため、目の前で悩み、苦しんでいるこどもがいると放っておけず、とことん寄り添おうとする」という性格だと書かれている。
「大河『べらぼう』での誰袖と、月9『明日はもっと、いい日になる』のキービジュアルでの福原さんはギャップが凄まじいですよね。福原さんには、両極端ともいえる役を演じ分けられる力があり、大河では、これまでイメージになかった色気を全開にして誰袖を演じている、ということでしょう。
今年は福原さんにとって、芸能生活20周年目という節目の年ですし、8月末には27歳になる。これまで以上に大人な役が求められる年齢でもありますから、このタイミングで誰袖を演じたことは、福原さんの今後のキャリア的にも大きいでしょうね」(前同)
7月には王道のヒロインとして月9デビューが控えている福原。『べらぼう』とのギャップを楽しむ3か月間になるのかも――。