■『ダウンタウンチャンネル(仮)』は“新たにテレビ局が1つ立ち上がるようなイメージ”
一部では、『ダウンタウンチャンネル(仮)』は7月1日にスタートするとも報じられていたが、
「7月1日まではもう1か月と少しですよね。実は、配信サービスの名前は『ダウンタウンチャンネル(仮)』ではなく、正式なチャンネル名も決まったと聞こえてきています。ただ、どうやら、スタートするのはもう少し後になりそうとも聞こえてきていますね。
その理由はシステム面だといいます。チャンネル始動となれば、大注目されているだけに前例のないような数百万というユーザーが同時に視聴することになるでしょう。とんでもない同時接続数になることが予想され、脆弱なシステムではサーバーがダウンしてしまう恐れがあります。そのため、当初考えていた以上にスケールの大きいシステムを構築する必要に迫られ、その作業に時間がかかっていると聞こえてきています」(前出の制作会社関係者)
ネットとの相性などや世界展開も考えてだろう、AmazonPrimeVideoで配信されている『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』や『HITOSHI MATSUMOTO presents FREEZE』に携わる優秀なテレビマンも『ダウンタウンチャンネル(仮称)』チームに入っているとも言われている。
「『ドキュメンタル』はメキシコ版、オーストラリア版、ドイツ版、イタリア版、スペイン版、フランス版、ブラジル版、カナダ版が制作・配信されていて、世界的に支持されていますからね。
松本さんは休止期間中にさまざまなアイデアを練っていたといい、『ドキュメンタル』や『FREEZE』のような海外でもヒットするコンテンツも『ダウンタウンチャンネル(仮)』で配信されるのではないでしょうか。チャンネルが始動するとなれば、日本のみならず海外のお笑いファンも視聴することになるはずです」(前同)
現状、YouTubeの同時接続者数の日本記録は、24年大晦日に配信されたSnow Manのライブで126万人。そうした記録を上回るのではという見立てもあるようだ。
「『ダウンタウンチャンネル(仮)』はYouTubeではないですが、物凄い視聴者数になるのは必至でしょう。開設後、いきなりサーバーダウンなどのトラブルがあってはシャレにならない。万全の体制を期すために通常の数倍規模の強固なシステムを目指した作業が進められていて、それが少々時間がかかるようですね。
システム面からもうかがえますが、『ダウンタウンチャンネル(仮)』はYouTubeチャンネルを1つ開設するというレベルではなく、新たにテレビ局が1つ立ち上がるようなイメージの、壮大なプロジェクトになるともっぱらです。コンテンツにしてもそうですよね」(同)