■当初は「航空会社が舞台」と報じられていた
一方で、福原主演の月9ドラマの舞台が児童相談所という発表に対しては、
《航空モノの話だったけど、フジ問題で航空会社に断られた枠? 福原遥ちゃん主演はなくならなくて良かった》
《福原遥の月9も解禁されたが当初の航空業界とは全く関係ない内容にw》
《主役は変わらず航空系→児童相談所に設定変更か》
など、今年2月頃から複数メディアで報じられていた件を思い出す声も寄せられている。
「フジテレビでは当初、7月期の福原さん主演の月9ドラマとして、航空会社を舞台とした作品を計画していたといいます。大手航空会社とのタイアップも決まっていたと見られていましたが、いわゆる“中居氏・フジテレビ問題”が勃発したことで、頓挫したと報じられていましたね」(女性誌編集者)
昨年末から、1月23日に芸能界を引退した元タレント・中居正広氏(52)の起こした女性トラブルにフジテレビの編成幹部も関与していたと報じられ(フジテレビは否定)、同社から多くのスポンサーが撤退。1月27日には港浩一社長(同日に社長を辞任)ら局上層部が10時間以上にも及ぶ記者会見を行なう大問題へと発展した。
その後、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールデングスが設置した第三者委員会が3月31日に公表した調査報告書では、中居氏と被害女性の元フジテレビ女性アナウンサーAのトラブルは世界保健機関(WHO)の定義に基づき、《業務の延長線上における性暴力だった》と認定された。
しかし、中居氏の現在の代理人弁護士らは5月12日、第三者委員会の性暴力認定について文書で反論したほか、第三者委員会の調査には、中居氏が応じたヒアリングの発言内容がほとんど反映されていないと指摘するなど、騒動は新たな展開を迎えつつある。
「例年のスケジュールでは2月初旬までには7月期ドラマの企画が固まり、春には撮影を開始する。その直前に一連の問題が勃発した結果、タイアップ予定だった航空会社が企画から撤退し、ドラマの内容が白紙となってしまったと言われていますね。
主演の福原さんら俳優陣のスケジュールは押さえていたため、出演者はそのままに内容を変更するとも報じられていましたが、それが今回発表された『明日はもっと、いい日になる』なのでしょう。
主演ドラマの制作前に思わぬトラブルに見舞われた福原さんですが、『べらぼう』の花魁効果で今まで以上に注目を集めているし、さらに今年はデビュー20周年ということもあり、応援する声は多い。ドラマ公式Xにある《この夏一番の感動作》に期待する視聴者も多そうです」(前同)
月9デビューあたり福原は《私にとっては月9という存在がとても大きくて。小さい頃からたくさん月9のドラマを楽しんできたので、まさか自分がそこに出られるんだと思うと、いまだに信じられないくらいうれしいです》と、コメントしている。
始まる前には想定外のことが起き、制作するフジテレビはいまだ大きく揺れているが、ドラマは素晴らしいものになることを期待したい。