■SNS炎上を受けて、任天堂の回答は
ぬいぐるみの数々はいずれも顔が見えないように、“後ろ向き”で詰め込まれているものの、他にもXユーザーがキャラクターを“特定”する声が。
《ちょ!推しポケのハクリューぬいある!!?》
《ポチタとかジョージとかマイメロもいるな…》
などとキャラクターを見分けるネットユーザーが現れると、
《これって権利的にOKなの?》
《コレは任天堂怒っていいと思う 完全にブランドイメージに関わる案件でしょ》
という意見も。 確かにベンチ内のぬいぐるみには、「デデンネ」や「ハクリュー」といったポケモンのキャラクターが判別できる。
ちなみに『ポケモン』は万博のスペシャルサポーター。会場内にはスマートフォンのゲームアプリ『Pokemon GO』の新機能「GOスタンプラリー」として、スタンプを入手できる拠点が7か所あり、それぞれにピカチュウやカビゴンなど人気キャラクターの立体像が配置されており、多くの人が楽しんでいる様子がSNSでも確認できる。
当サイトでは、ポケモンを世に放った任天堂にこのベンチについての見解を聞いた。
自社キャラクターのぬいぐるみが多数の個体の一つとしてパッケージングされ、再活用されることをどう受け止めるかについて、任天堂の担当者は、
「お寄せいただきました内容を確認いたしましたが、万博での展示については当社が許諾したものではなく、コメントは差し控えさせていただきたく存じます」
と回答した。
ネットでは炎上してしまったが、現地では楽しんでいる人もいるのだろうか──。