■5月に予定されていた広末の朗読劇は中止に
沢尻は2019年11月に前述の逮捕騒動があり、出演予定だったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)を降板。以降、長らく芸能活動を休止していたが、2024年2月上演の主演舞台『欲望という名の電車』にて、約4年ぶりに芸能活動を再開。
そんな沢尻はやはり女優業にこだわりがあるようで今回、カラーコンタクトブランド『Kaica』のモデルに起用された際には、
《やりたいことがいっぱいあって、お芝居の延長線上に夢があるんです。昨年からずっと引き続きその夢のために自分の中で頑張っているところがあるので、その夢のために頑張って『開花』していきたい》
と、ブランド名にちなんだコメントを寄せている。
「そうして“お騒がせ女優”の沢尻さんが復活しつつある一方で、今度は広末さんがまたしてもやらかしてしまったということですよね……。
沢尻さんは大河ドラマの撮影中に逮捕されて緊急降板、という流れでしたが、広末さんもかつて、あわやそうなりそうな流れでしたよね」(前出のワイドショー関係者)
広末容疑者は、23年6月に『週刊文春』(文藝春秋)で人気シェフの鳥羽周作氏(46)とのダブル不倫を報じられたことで、当時の所属事務所が無期限謹慎処分を発表する事態に。
その頃、広末は神木隆之介(31)主演のNHK連続テレビ小説『らんまん』(23年度前期)に“病死した主人公の母親”役で出演していた。謹慎発表後、未公開だった登場シーンがカットされる可能性も言われたが、予定通りオンエアされたのだ。
その後、広末容疑者は23年7月にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(51)との離婚を公表。24年2月には26年間所属した事務所を退社し個人事務所を立ち上げたが、不倫によるイメージダウンからメディア露出は激減。
また、不倫報道と離婚によって広末容疑者が01年、クラブで朝まで豪遊したあと、東京・渋谷区の自宅から150キロ離れた千葉・白浜市までタクシーで4万円分もの無賃乗車をした話など”お騒がせエピソード”が再度注目されていた。
「広末さんは5月2日には朗読劇『星の王子様』が控えていたほか、24年8月には『高知新聞』のインタビューで“映画と舞台は一つずつ、来年から入らせていただく予定です”と、新作映画撮影をほのめかす発言もしていましたが、今回の逮捕を受けてまたしても活動自粛が発表され、朗読劇は中止が発表されました。映画も撮影がこれからだとすれば、厳しいでしょうね。
騒動を経て、復活しつつある沢尻さんと、新たな事件を起こし、また復活が難しくなってしまった広末さん。両者とも“お騒がせ女優”と言えるでしょうが、ここにきて明暗が強烈に分かれてしまいましたね……」(同)
広末容疑者を逮捕した静岡県警掛川署は今後、彼女に薬物検査など広く捜査を進めることを明らかにしている。今夏に45歳を迎える広末の今後は、果たして――。