■“プッツン女優”時代も自ら車を運転
その後、広末はファンからもらったテレホンカードでフジテレビに電話をし、ロケについて確認すると天候が悪くて中止になったことが明らかに。これに《「撮影の変更を聞いていないんですけど、誰も来ていないんです。タレントに連絡が一番遅いってどういうことですか!」と怒りに満ちた奇声を発しながらも、「おカネがなくて、長く話せないんです」と事情を説明していた》という。
まだまだ不可思議な行動は止まらなかった。《昼頃になると、広末の大声が食堂に響き渡った。「おばちゃん、カレーライスかラーメンちょうだい。お腹減ったよ」と注文するが、「あんたおカネ持ってないんでしょ!」と言い返され、自分の荷物を探る》とあり、ようやく見つけた1060円で再び注文をする。その際にも「ここに1060円あるよ! 聞こえてる?」と、とてもタレントとは思えない口ぶりだったようだ。
結局、広末はファンの男性の車で海ほたるまで送ってもらうこととなり、《オトコの車に乗り込むと、なんと自らハンドルを握る。運転席の窓を全開にアクセルを踏み込み、『白浜フラワーパーク』をあとにした》と驚きの行動に出ている。
海ほたるの駐車場にはロングヘアでモデルふうの男性が広末を迎えに来ており、自宅に戻ることなく、そのまま男性の車でフジテレビへと入っていたという――。
「無賃乗車、ロケを見にきていた若者と絡んだり、突然歌い出したりという言動もあり、“プッツン女優”と呼ばれた時期もあった広末さん。今回の事故の前も大声を出したり、見知らぬ人と絡んだりしていたという話ですよね。マネージャーではなく自らが運転していたということも含め、24年前の衝撃的なスクープ記事ともどこか通ずるものがありますよね。
一般の人と絡むのはフレンドリーといえばフレンドリーかもしれませんが……当時は“奇行”と大きく報じられてしまいました。広末さんのような誰もが知る有名タレントが見知らぬ人と絡んだり、大声を出したりというのは普通はありえませんからね。今回の事故と傷害容疑での逮捕を受け、広末さん自身の状態や彼女の子どもたちを心配する声も出ていますね」(前出のワイドショー関係者)
24年前に続き、今回も奇行とも言われそうな言動をしている広末容疑者。彼女の身にいったい何が起きていたのだろうか――。